ニッポンイチの成り上がりとして知られる豊臣秀吉(とよとみひでよし)。
あ!秀吉しってるー!
今回は秀吉の魅力にせまってみよう!
農民の低い身分から、天下を手にするまでの”成り上がりストーリー”は人々に夢を与える存在として、広く愛される存在の武将です。
目次
豊臣秀吉のプロフィール
名前:豊臣秀吉(とよとみひでよし)
生年月日: 1537年3月17日
生まれ: 尾張(おわり:今の愛知県)
仕事:戦国武将・関白・太閤
家紋:五七桐(ごしちのきり)

ニッポンイチの成り上がり

戦国イチの成り上がりで知られる豊臣秀吉(とよとみひでよし)。
農民の生まれから天下人へと上り詰めた秀吉から学ぶことは現代を生きる私たちでも学ぶところがたくさんあります。
豊臣秀吉は愛知県の農民の生まれながら、地元愛知県尾張地方を治める織田信長(おだのぶなが)に遣える家来のひとりでした。
え!もともと農民だったんだ!すごいな
上司の信長からは「おいサル!」や「このハゲネズミ!」などと言われながらも他の部下たちにはない泥臭さや人当たりの良さ、命を懸けて信長に遣える忠誠心が認められ目まぐるしい早さで出世していきます。
1582年、明智光秀(あけちみつひで)が織田信長を暗殺した「本能寺の変」後、秀吉は、朝廷(天皇)から天皇を補佐する関白(かんぱく)という役職を与えられ、農民から高貴な地位へ成り上がったことから”日本一の成り上がり”と語り継がれています。
豊臣秀吉に学ぶ成り上がり力
天下人とは程遠い底辺の身分から秀吉はどうやって日本を統一するまでのキングに成り上がったんでしょうか。
彼の残した格言や行動からその処世術を学んでみたいと思います。
成り上がるにはまずボスに尽くすこと

秀吉がまだ信長のぞうり持ち(今でいう社長のカバン持ち)だったころ、 寒い冬に信長のぞうりを懐に入れて温めたというのは有名な秀吉エピソードですね。
上司のためなら自分のことなど後回し。
この逸話が本当かどうかはさておき、秀吉はそこまでして上司に対して忠誠心を示していたということがわかります。
そんな姿を信長に見せつけることで信頼を少しずつ勝ち取っていきました。
成り上がるには自己アピールすること

どれだけ気遣い上手でも、底辺から成り上がるには相当強烈な自己アピールをしなければそもそもリーダーに注目してもらい、出世の鍵となるチャンスを得なければなりません。
いつも前に出ることがよい。そして戦のときでも先駆けるのだ。
秀吉
秀吉はそんなチャンスを手にするために、自分の低い身分を顧みず、難しい戦の作戦を立てているときも「ぼくにはできる!やらせてください」と 意見を言いました。
信長からはいつも「ですぎじゃ!」と怒られ、皆から笑われからかわれても、いつか成り上がるという夢のために、場違いと思われながらも自己アピールをし続けたんです。
成り上がるには相手を油断させること

敵をつくらないことも成り上がる過程では大切です。
平安時代、賢いことが認められ急速に出世したことが原因で、ライバルたちから妬まれて無実の罪を着せられ島流しにあった菅原道真(すがわらのみちざね)に学べるように、成り上がること=誰かの嫉妬はつきものです。
勇ましく人から恐れられるような人物は、優れた武将とは言えない。優れた武将とは、思いやりがあり人から慕われる人物だ。
敵を絶滅させる信長のやり方に対しての秀吉の言葉
秀吉はライバルにあたる信長のエリート部下たちに恨まれないように、自分のことを「サル」と言い、田舎者のバカを演じて見せました。
また貢物、宴会での接待を欠かさず、自分の夢を熱く語ることで敵をも味方につけてしまいました。
秀吉から学べることはまだまだたくさん。ぜひ参考にしてみてください。
「麒麟がくる」の秀吉に注目

大河ドラマ「麒麟がくる」の秀吉には佐々木蔵之介が抜擢されました。
ボロボロの服を着てわらじを売りながら、読み書きを勉強する若き秀吉が序盤から登場しており、これから大出世を遂げる秀吉にも注目です。
これまで放送された「麒麟がくる」は「NHKオンデマンド」と提携している動画配信サービス「U-NEXT」で全話配信されています。
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豊臣秀吉をもっと知ろう

戦国の世を初めて統一した秀吉。農民の子として生まれながらも、天性のひらめきと、周囲を巻きこむパワーでドンドン出世してき、やがて太閤にまで昇りつめていく!
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小難しいのが苦手という方は、まずは漫画でサラッと生涯をさらってみることをお勧めします。ドラマでは描かれない幼少期の秀吉から見てみると、秀吉が違ったイメージで見えてきます。
「麒麟がくる」の秀吉から目が離せない
ラスボス登場#麒麟がくる#豊臣秀吉#羽柴秀吉#木下藤吉郎#藤吉郎 pic.twitter.com/deHOKPHPR9
— heikayuuji (@heikayuuji) April 12, 2020
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の豊臣秀吉は調子のいい猿のイメージから、策士でキレモノなイメージへと、がらりと印象を変えてくれる作品です。
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プロフィール

asuka(30代)
twitter : asuka@麒麟を待つおんな
超ライトな歴史好き(歴史勉強中)
歴史は大人になってからの方が面白いと気付いた元日本史アレルギーのアラサーOL