足利義輝から学ぶ処世術|気高い剣豪将軍の散り際や辞世の句が切ない

今回は剣豪将軍と呼ばれ室町幕府将軍の中で人気を誇る足利義輝(あしかがよしてる)を取り上げます。

よしてる?きいたことない…

教科書には出てこないけど、立派な将軍だったんだ!

知名度としてはそこまで高くない義輝ですが、歴史好きにファンが多いのが特徴です。

今回はそんな足利義輝から学ぶ処世術をご紹介します。

足利義輝のプロフィール

名前:足利義輝(あしかがよしてる)

生年月日:  1536年3月31日

生まれ: 京都府 京都市 (南禅寺)

仕事:室町幕府第13代征夷大将軍・政治家

家紋:足利二つ引き(あしかがふたつひき)

足利義輝の知られざる人気ぶり

大河ドラマ「麒麟がくる」では向井理さんが演じた足利義輝。

うんわー♡なにもう義輝超カッコいいじゃん!

義輝は織田信長と同時代に生まれ、波乱の戦国を生きた将軍、ということから教科書にはでてこずとも、ゲームではよく登場する人気の人物です。

なんと義輝を主役にした舞台まであるほど。

んーそんなに知名度がないのに、どうして義輝はこんなに人気なんだろ?

それは彼の剣豪ぶりと、悲運な人生にあるんだ。

足利義輝の「剣豪」ぶり

足利義輝は「剣豪将軍」という異名があるほど、剣の腕がたつ最強の将軍だったといわれています。

剣豪のイメージが強いため数々の歴史ゲームでも実にカッコよく描かれているんです。

身分よりも、武力がモノを言った下剋上の戦国時代、義輝は室町幕府の13代将軍として、何不自由なく育ちました。

ただ、室町時代の「幕府」や「将軍」とは名ばかりで、もはや何の権力ももっておらず、いつ各地の戦国武将に滅ぼされるかわからないという時代でもありました。

そんななか、義輝はいつかはまた幕府中心の時代を取り返したいという強い思いのもと、ひたすら武芸に励み修行を重ねたといわれています。

へー!育ちのいいお坊ちゃまなのに、頑張って強くなったんだねー!えらい!

足利義輝のたった30年の悲運な生涯

義輝は、幕府の権力・将軍の名誉回復を夢見て最後まで戦い続けました。

何度もなんども部下の三好家にその権力を奪われ、自分が育った京都を逃れ滋賀へ落ち延びる屈辱を味わいながらも、義輝は反旗を翻し続けました。

そしてついに1565年永禄の変で三好・松永に敗れ、自害に追いやられてしまうのです。

え?幕府の将軍ってことは日本のトップだよね?
殺されるなんてあっていいの…?

当時はそういう時代だったんだよね、、義輝は生まれた時代が悪かった、かわいそうな将軍なんだ…

足利義輝の語り継がれる名刀伝説

足利義輝が敗れる時、その彼の最後の戦いぶりが伝説として今の時代にも語り継がれています。

義輝は城内に追いやられたとき、それまで家宝として大切に保管されていた「名刀」たちを次から次へとサヤから出し、畳に刺していきました。

湧いて出てくる敵の兵を迎え撃つには、切れ味の悪くなった剣を交換するためにいちいち新しい剣をサヤから抜いている暇がないため、惜しげもなく名刀を出し切り敵と戦ったという伝説です。

こうした義輝の戦いぶりは いまだにゲームやドラマのワンシーンとして描かれ続けています。

うわーこれドラマで見てみたいなぁー!絶対カッコいい!

足利義輝から学ぶ気高さ

義輝は室町幕府の将軍として生まれながらも、かつての幕府の権威は衰えていました。

義輝は何度も京都を追いやられているうちに、どこかで幕府の終わりを悟っていたかもしれません。

それでも義輝は決してあきらめず、最後の最後まで戦い続けた気高い将軍です。

自分の身分におごらず、既得権益にしがみつくこともせず、ひたすら自らを鍛え剣術を学んだ義輝は、滅びゆく室町幕府の誇りを取り戻そうとしました。

斎藤道三のようなポッと出の名もない人間たちが天下統一を夢見る時代、鎌倉時代から代々続いた「将軍」として誇りを忘れずに最後まで守り抜こうとした勇猛な武将です。

使える!処世術

どんな立場に追いやられても、決して卑屈にならずに義輝のように「その日」がくるまで鍛錬して、最後まで戦い続けよう。

義輝の辞世の句が切ない

腕もあり、野心もプライドもあった気高い将軍義輝は、時代に翻弄され30歳の若さでこの世を去ることになった悲運の将軍と言われています。

そんな義輝が最後に読んだ句がこちら:

五月雨はつゆかなみだか時鳥 わが名をあげよ雲の上まで

「降りしきる五月雨は露だろうか、それとも私の涙であろうか。ホトトギスよ、どうか私の名前を天高く上まで広めてくれ」

まだまだやりたいことがあったのに…奇しくもこの世を去ることを悟った義輝は本当に悔しい思いでいっぱいだったことでしょう。

「麒麟がくる」の義輝にも注目

2020年大河ドラマ「麒麟がくる」の足利義輝役には向井理さんが抜擢されました。

憂いを帯びたその演技がまた切なくて話題になっています。

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本ページの情報は2020年6月時点のものです。 最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。

このブログの著者

asuka(30代)

twitter : @麒麟を待つおんな

週末はNHKの歴史特番を見て過ごしています。

一部上場企業勤務のOLです。